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日本の文学史上最高と言われているこの文章の何がスゴイの?

VIP/ネタ


日本の文学史上最高と言われているこの文章の何がスゴイの?
1: 2015/05/12(火) 00:05:10.619 ID:YOq98hVT0.net

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった

夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。




この文章のなにが凄いの……?


5: 2015/05/12(火) 00:06:14.224 ID:MCALFB+V0.net

勝手に価値を付けたい人たちが素晴らしいとか言ってるだけ


6: 2015/05/12(火) 00:06:21.507 ID:UjRZlVyIp.net

厨二病の高校生でも書けそう


7: 2015/05/12(火) 00:06:29.756 ID:JaBH/Iu70.net

くにざかい
こっきょう


9: 2015/05/12(火) 00:07:23.352 ID:YOq98hVT0.net

ちなみに>>1の文章は川端康成の雪国って小説ね


11: 2015/05/12(火) 00:07:49.451 ID:B8ijxDH90.net

>>9
だれでもわかってるであろう補足にワロタ


10: 2015/05/12(火) 00:07:26.608 ID:dHhgwRC40.net

教科書作る奴が上げまくってるだけだろ

雪国は普通に名作


12: 2015/05/12(火) 00:07:59.178 ID:EyXLYElH0.net

外人には最初の一文にものすごく混乱するんだそうで


13: 2015/05/12(火) 00:08:07.339 ID:dHhgwRC40.net

最初のシーンで窓ガラスに女の人たちが映るシーン詳細は覚えてないけどすごく描写力あって驚いた覚えがあるわ


15: 2015/05/12(火) 00:08:32.626 ID:QvFQSMqG0.net

国境の長いトンネルを抜けると ←句が長くてトンネル感がでてる

雪国であった ←長い句の次に唐突に現れる雪国という言葉でトンネルを抜けて風景が広がった感がある

夜の底が白くなった ←なんかすごい

信号所に記者が止まった やばい


23: 2015/05/12(火) 00:11:19.650 ID:1jysQ+ud0.net

>>15
わろた


引用元: http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1431356710/

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17: 2015/05/12(火) 00:08:58.133 ID:gtzjn9/60.net

書き出しの一文で惹き付けられるのは凄いよな

我輩は猫であるとかメロスは激怒したとか 名作だと思わされてるからかもしれんが


19: 2015/05/12(火) 00:09:29.528 ID:9u///V770.net

難しいことは知らんけどなんか情景が浮かぶじゃん?


21: 2015/05/12(火) 00:10:24.365 ID:sdeOxtvM0.net

情景が頭に浮かぶ時点ですごい


24: 2015/05/12(火) 00:11:36.423 ID:nxkuJgja0.net

難しい言葉で書かれた文章より鮮明に情景が浮かぶからじゃね?


27: 2015/05/12(火) 00:12:02.346 ID:HEyYlI/00.net

情景ですごい納得した
確かに浮かぶ


31: 2015/05/12(火) 00:13:12.354 ID:wca4G+vf0.net

主語述語の関係になってない美しい文章だからだってどっかで聞いたことがある


33: 2015/05/12(火) 00:13:28.129 ID:ras8ftjG0.net

短い文のなかで語り手の視点の置かれている場所、空間移動、 情景の広がり、またそれに伴う情感まで表現されているのだから 史上最高かはともかく名文と言って差し支えない


34: 2015/05/12(火) 00:14:14.676 ID:PGhKl7pvK.net

やっぱ本物の作品は文頭をいつまでも覚えてるよ 意識して覚える気ないのに

村上だの東野だのなんて沢山読んだけど一個も文頭なんか思い出せないわ(笑)


37: 2015/05/12(火) 00:15:54.335 ID:itEICnwb0.net

川端の小説ってたいていつまんないし雪国もつまんないんだけど 「雪」の語を濫用しないで「底が白くなった」だけで済ませる着想はやっぱ凄い

着想が凄いのに話がつまんないからある意味もっと凄い


40: 2015/05/12(火) 00:17:39.172 ID:YOq98hVT0.net

権威があるから褒めてるだけじゃねぇの?

情感とか雰囲気とか凄い抽象的なことしか言ってないし


46: 2015/05/12(火) 00:20:33.538 ID:itEICnwb0.net

雪国の冒頭って小学生でも知ってるけど

「結局この指だけが、これから会いに行く女をなまなましく覚えている」

って一節を知ってる小学生はいない

知ってても子供には理解できない そして教科書にも載せられない


61: 2015/05/12(火) 00:29:40.482 ID:b9EP4eVe0.net

>>46
これ手マンした女を覚えてるってこと?


69: 2015/05/12(火) 00:34:26.682 ID:itEICnwb0.net

>>61
そういうことですな


48: 2015/05/12(火) 00:21:54.444 ID:Y1Ve5SzU0.net

雪国はつまらない
ストーリー気にせず日本語の美しさを鑑賞する為の作品だと思うよ

面白くて日本語表現も美しい金閣寺の方が好き


51: 2015/05/12(火) 00:23:08.437 ID:PGhKl7pvK.net

お前等もなんか詩的な出だし書いてみろよ


58: 2015/05/12(火) 00:27:58.138 ID:rVikfBiQ0.net

>>51
俺ら凡人がやると確実にワザとらしくなっちゃうと思う


52: 2015/05/12(火) 00:23:36.697 ID:UjRZlVyIp.net

絵画を見て誰かが素晴らしいとかなんとか言ってるのは「まあ俺には分からない世界があるんだろうなぁ」って思うけど

普段触れてるはずの「文章」で自分に理解できない情感がどうとか情景を想起させるとか言ってるのを見るとなんか気味が悪い


62: 2015/05/12(火) 00:29:54.622 ID:Y1Ve5SzU0.net

単純な情景描写に夜の底が白くなったって文を挟んだのが凄い

それだけ


63: 2015/05/12(火) 00:31:04.907 ID:YOq98hVT0.net

国境のトンネルを抜けて雪国に出る情景を一文で書きなさいって小学生100人に言ったら 一人くらい元ネタ知らずに同じようなの書いてきそうって思っちゃうんだけど

少なくとも最初の一行は絶対被りそう


67: 2015/05/12(火) 00:33:32.769 ID:ras8ftjG0.net

>>63
その指示文だと奇跡的に言葉をこれほど削れる子がいたとしても 最後は「雪国に出た」と書いちゃいそう

それだと急に雪国に切り替わってその真っ只中にいる感じが出ない


73: 2015/05/12(火) 00:35:52.624 ID:ybtcBcWy0.net

凄いというか当時にしては斬新であったのだろう

今ではあたりまえだけど「簡潔に美しく」っていう書方を早くから意識していたひと それが最もわかりやすくあらわれているとされているのがこの一文というだけのこと


74: 2015/05/12(火) 00:37:52.066 ID:UjRZlVyIp.net

文学って分からない奴には分からなくていい、みたいなスタンスだから 美しいとされてる文学を理解できない作家は基本、文学として認められないよね

文学は個人の心の中にあるとかなんと言っても結局は多数派に潰される芸術なのね


80: 2015/05/12(火) 00:44:08.724 ID:gyUDkq9J0.net

川端がどうってならみずうみを読めばいいよ 元国語の教師だかが主人公だけどデカダンすぎて終わってるからあれ 短編の片腕もいいな


81: 2015/05/12(火) 00:44:33.200 ID:itEICnwb0.net

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」「木曽路はすべて山の中である」どこで差が付いたのか、慢心環境の違い


83: 2015/05/12(火) 00:47:29.087 ID:VF7tKxGU0.net

雪国は冒頭が有名だけど、逆に最後の一文もなかなかすごいよ


85: 2015/05/12(火) 00:54:03.808 ID:UjRZlVyIp.net

大衆小説だけど直木賞作品の「私の男」の

「私の男は盗んだ傘をゆっくり広げながら、こちらに歩いて来た」

の一文がベタ褒めされてた理由教えて


88: 2015/05/12(火) 00:57:24.575 ID:YOq98hVT0.net

>>85
さっぱりわからんな
盗んだ傘とかゆっくり広げながらとかに情感とやらがあるのかねぇ


90: 2015/05/12(火) 00:58:06.115 ID:cE4aRSRn0.net

>>85
その作品読んでないけどその文すげえな臨場感ある


98: 2015/05/12(火) 01:02:26.110 ID:ybtcBcWy0.net

>>85
なにがいいのかよくわからんけどたしかになんかいいな


190: 2015/05/12(火) 03:24:06.135 ID:Vx3w04Ah0.net

>>85
これだけで二人の関係と男がダメ男ってのが分かるじゃない 読んだことないから違ったら知らね


198: 2015/05/12(火) 05:40:55.590 ID:ras8ftjG0.net

>>85とかわかりやすくいい文だと思うけどなぁ

「私の男」という特殊な表現にすでに語り手の男に対する執着なのか 独占欲なのか運命的結び付きの感覚なのか、詳細はこれから明らかになるんだろうけど男への強い感情が予告され、「盗んだ傘」で男の悪が、またそれをゆっくり広げることで 男のふてぶてしく豪胆な性格、あるいは悪を悪と思わない無垢さが (そして語り手のそれに対するかすかな感嘆が)示され、最後に「こちらに歩いて来た」で 少しの緊迫感とこれから何が起こるんだろうという期待感を煽る 

それぞれの言葉から受ける印象が読者によって違うだろうけど いろいろ想起させて(これから補強されるにせよ覆されるにせよ) 軸になるイメージをバチっと与えてくれる一文だと思う


106: 2015/05/12(火) 01:08:28.730 ID:UjRZlVyIp.net

俺が唯一良いなぁと「感」じた文章は

人間は、こぶしを固く握りながら笑えるものでは無いのである。

だな 友達は誰も共感してくれないが


107: 2015/05/12(火) 01:10:29.788 ID:hjQU0NLv0.net

>>106
プルプルしながら殺意で笑う奴もいるだろう


112: 2015/05/12(火) 01:13:28.663 ID:YOq98hVT0.net

>>106
人間失格の文章?


114: 2015/05/12(火) 01:18:56.547 ID:UjRZlVyIp.net

>>112
そだよ


125: 2015/05/12(火) 01:34:45.839 ID:UjRZlVyIp.net

まったく、その子供の笑顔は、よく見れば見るほど、何とも知れず、イヤな薄気味悪いものが感ぜられて来る。

どだい、それは、笑顔でない。この子は、少しも笑ってはいないのだ。

その証拠には、この子は、両方のこぶしを固く握って立っている。人間は、こぶしを固く握りながら笑えるものでは無いのである。

猿だ。猿の笑顔だ。ただ、顔に醜い皺を寄せているだけなのである



やっと見つけたこれだこれ
この文章の流れが好きだったんだ


128: 2015/05/12(火) 01:37:27.888 ID:ybtcBcWy0.net

>>125
これはたしかに自分のなかでも印象に残っているわ


138: 2015/05/12(火) 01:44:54.679 ID:mAF4Zi3g0.net

雪国かなと思ったらドンピシャでワロタ

トンネルのくだりはそんなにいいとは思わないけど「夜の底が白くなった」って表現は好きだな


136: 2015/05/12(火) 01:43:21.059 ID:beUxper30.net

雪国がノーベル賞受賞作品になったのは 翻訳のサイデンスデッカーの功績が80%。 同じくサイデンスデッカー訳の『山の音』はさらに情景が素晴らしい


143: 2015/05/12(火) 01:52:24.189 ID:UjRZlVyIp.net

まあ抽象的な説明しか出来ないものを誉めそやしてる奴らなんて理系から見たら論理的思考の出来てない阿呆に見えるのかねえ

ちなみに俺は地歴暗記系のゴミ文系なのでどちらの思考も持ち合わせておりません


144: 2015/05/12(火) 01:53:26.533 ID:1pTosUdR0.net

文学のよし悪しは理性もあるがどちらかというと感性寄りな気がするから理解とかとは違うと思う


150: 2015/05/12(火) 01:55:26.999 ID:itEICnwb0.net

好みは人それぞれってだけだよ
未だにカントみたいな真善美があると思ってる人もいるけど そういうのは時代錯誤だね


152: 2015/05/12(火) 01:56:20.615 ID:ucwHTFLF0.net

どうでもいいけど川端の場合行間というか描写されていない奥行きのほうが大事だと思うよ

伊豆の踊子なんてまさにそれ


155: 2015/05/12(火) 01:58:30.471 ID:VF7tKxGU0.net

文学は芸術ではないとおもう

音学が音楽となったように文学が文楽になればまた話は変わるかもしれないね


161: 2015/05/12(火) 02:07:25.535 ID:CQMnIi4l0.net

うろ覚えの人がよく 国境の長いトンネルを抜けると、「そこは」雪国であった という間違いをする

「そこは」を入れるとその前に読点を入れないと不自然になり、間延びしてしまう 必要な情報を全て詰め込んで、かつ綺麗に一息で言い切ってるところがすばらしいよね


176: 2015/05/12(火) 02:43:58.303 ID:N1XGLb9j0.net

難しい事をより簡単に、より面白く表現出来る人が真の頭のいい人だ、ってばあちゃんが・・・


163: 2015/05/12(火) 02:11:10.096 ID:1pTosUdR0.net







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  1. 絶望先生のクッソ中二意見を雪国と対比させてる時点で寒い

  2. センスあるなとは思うけど凄いとまでは思わない
    その程度でも最高評価を受けてしまうほど文学全体のレベルが低いって事
    所詮は昔の娯楽だからね
    若者の文学離れは必然

  3. 最後の絶望先生のがいい例

    日本は文豪→インテリ っていう概念でずっときてるから
    変に背伸びした感丸出しか、世間知らずのスカスカの文章しか書けない頭でっかちばかりで萎えるw

  4. 今読んでも面白いなら皆読んでるはずなんだよ。
    名作だとは思うけど現代と価値観がズレてる
    そもそも有名文学作品だって当時の日本人の半分も読んでないだろ

  5. この文章って、日本が山国で、山一つ越えれば気候も違うくらいの別世界、他の町に住んでる人がいかに遠い存在であるかって事を表現してるんじゃないの?

  6. ダルビッシュすげえええええええええ