1: 男色ドライバー(愛知県) 2013/12/12(木) 18:33:12.28 ID:9YTz5L6uP BE:585369825-PLT(12122) ポイント特典
年間の被害額が過去最悪の400億円を超える可能性が出てきた「振り込め」など特殊詐欺事件。
被害を防ぐには、“敵”の手口を知っておく必要がある。警視庁が摘発した詐欺グループの捜査から、「だましのテクニック」を探った。
◆注意書き
「話の途中で口を挟んではダメ! まずはじっくり聞くこと」
同庁が9月下旬、詐欺グループの拠点として捜索した東京都渋谷区のマンションの一室から、こんな注意書きが押収された。
逮捕された20~30歳代の男6人は、役所の職員を装って高齢者らに電話をかけ、「医療費が戻る」と偽って現金自動預け払い機(ATM)に誘導。
携帯電話で指示しながら「還付手続き」とだまして、預金を指定口座に振り込ませるなどしていたという。
人の話に耳を傾けるのは実はなかなか難しい。相手の説明が長い場合、「つまり」と話をまとめようとしがちだ。同庁幹部は「電話担当が目にしやすいよう、机の上に紙が置かれていた」と話す。
心理学関連の著書が多いMP人間科学研究所の榎本博明代表は「話を無条件に聞いてくれる相手には『自分を理解してくれるいい人』と感じる。一度信頼すると、少し矛盾する話でも従ってしまう」と指摘する。
>>2以降へ続く
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131212-OYT1T00784.htm
>>1の続き
◆動揺を誘う
相手の不安や混乱に乗じるのも典型的な手口だ。「小切手の入ったバッグをなくした」。10月上旬、葛飾区の男性(86)は孫を装う男から電話を受けた。
「今日の取引に必要な300万円を貸して」「同僚がこれから取りに行く」と矢継ぎ早に指示があり、男性は預金を引き出す直前に銀行員に止められるまで信じ込んでいた。
息子のふりをして妊娠した交際相手への示談金名目で高齢女性から180万円をだまし取ろうとした20歳代の男は、捜査員に「相手が動揺している間に指示を繰り返すのはだましの基本だ」とうそぶいた。
別の詐欺グループは、相手に考える余地を与えず、「これから金融機関に行けますか」ではなく、「すぐに銀行で預金を下ろして」と命令調で話すよう心がけていたという。
立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は「慌てると判断力が落ち、普段とは違う行動をしてしまう。たとえ親族でも、お金のやり取りをする電話には、受け渡しの日時や場所を自分で決めるなど、主導権を握ることが大切だ」と注意を呼びかける。
◆決めぜりふ
同庁は2~8月、過去に投資詐欺に巻き込まれた高齢者らに被害回復を持ちかけ、現金を詐取したグループを摘発。電話役の男の一人はこう供述した。「年寄りへの決めぜりふは『僕が何とかしますよ』だった」
被害の経緯を聞き、当時の悔しさや悲しさを思い出させ、“助け舟”を出すと、すがりつく人が多いという。
同庁幹部は「犯人は心理学関連の本を読んだり、営業社員のテクニックを研究したりしている。だましの話術を事前に知っておけば、被害に遭う可能性は低くなるはず」と話している。
おわり
引用元: http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1386840792/
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