「裸の大将」の愛称で今も親しまれる貼り絵画家・山下清(1922~71年)が、57(昭和32)年、西宮市にあった遊園地「甲子園阪神パーク」でゾウを描いたペン画が見つかった。
フェルトペンでの制作は前年の西宮滞在がきっかけとされ、全国的な山下ブームが起きた当時の活動を知る上で「重要な発見」と専門家は評価する。
ペン画は、西宮市の洋画家大石輝一(てるかず)(1894~1972年)の旧蔵品。 阪神・淡路大震災でアトリエは解体され、遺品は大石が三田市に建設した芸術家村「アートガーデン」に移された。 現在、跡地を管理する社会福祉法人「ひょうご障害福祉事業協会」(宝塚市)が整理した際、 大石が収集したゴッホらの複製画や自作の中から、山下のペン画(縦76センチ、横56センチ)を昨年発見した。
絵には「一九五七・六・二〇」と制作年月日を記入。 大石の親族の福井ひでのさん(61)=大阪市=が受け継いだ資料から、 「山下清新作展」が阪神パークで翌21日から開かれていたことが分かった。
神戸新聞は21日付で「(大石さんらと)画帳をかかえて園内を歩き出した清君、キリン、象、うさぎなどを見事なタッチで描いていた」と 前日朝の来訪を報じており、このスケッチを基にしたとみられる。
山下は大阪で作品展が開かれた56年6月、大石のアトリエに滞在。 このとき大石が描かせた「夙川風景」がペン画の始まりだと「山下清と昭和の美術」を著した服部正・甲南大准教授(48)は指摘。
「阪神パークでの作品展や制作はあまり知られておらず、大石との関係を伝えて興味深い」 ペン画を保管する同法人は「広く見てもらう機会をつくれないか、考えたい」としている。
写真:ゴッホの複製画(後方)などと一緒に見つかった山下清のペン画
以下ソース:神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201508/0008353647.shtml
山下清ってどんな人?
山下 清(やました きよし、1922年(大正11年)3月10日 - 1971年(昭和46年)7月12日)は、日本の画家。日本中を放浪していたことで知られている。
3歳の頃に重い消化不良で命の危険に陥り、一命こそ取り留めたものの、軽い言語障害、知的障害の後遺症を患う。
1934年5月、千葉県東葛飾郡八幡町大字八幡字衣川(現: 千葉県市川市八幡四丁目)の知的障害児施設(清が入園した当時は救護法下の救護施設)「八幡学園」へ預けられる。この学園での生活で「ちぎり紙細工」に出会う。学園の顧問医を勤めていた精神病理学者・式場隆三郎の目に止まり、式場の指導を受けることで一層開花していった。
1938年(昭和13年)12月に、東京市京橋区銀座(現: 中央区銀座)の画廊で初個展を開催、1939年(昭和14年)1月には、大阪の朝日記念会館ホールで展覧会が開催され、清の作品は多くの人々から賛嘆を浴びた。
18歳の時に突如学園を後にし、放浪の旅へと出て行った(1940年(昭和15年)から1954年(昭和29年)まで)。しかも、脱走の翌々年、受けることになっていた徴兵検査を受けたくなかったため、更に放浪を続けた。 21歳の時、食堂で手伝いをしていたところにやって来た八幡学園の職員によって、無理やり徴兵検査を受けさせられたが、兵役免除となる。
リュックサックを背負う姿は有名であるが、実際にリュックサックを使っていた期間は2年程度と短く、当初は茶箱を抱えての旅であり、その後風呂敷、リュックサックと変化していく。
晩年には、東京都練馬区谷原に住み、『東海道五十三次』の制作を志して、東京から京都までのスケッチ旅行に出掛けた。およそ5年の歳月をかけて55枚の作品を遺している。墓所は富士霊園。
週刊新潮の表紙みたいだな
どことなくシュール
象よりも手前の人物と柵が面白い
それと若干俯瞰で描かれている点も 多分現場は俯瞰で見られる場所ではないと思う脳内で俯瞰になったんでしょう
ペンを使えたとは驚き
道具は使えないのかと思ってた
>>13
ドラマでも油性マジックで下絵引いてから折り紙貼ってたよ
>>13
マジックインキ大好きだったと思う
山下清画伯といえば愛されキャラの芦屋雁之介がメジャーかもしれないけど
小林桂樹が映画で演じていたのは 放送禁止用語だらけで清が徴兵されたりとシビアな問題も入ってて なかなかハード一見の価値ありだよん
今は塚ちゃんだっけ?
ボ、ボ、ボ、ぼ、ボ、ぼ、ぼ、ぼ、ボ、ボ、ぼボクは・・・・なんだな
ドラマの裸の大将やらなくなったな、塚地版が不評だったのかね
>>25
裸の大将のストーリーが稚拙だったからだとおも
素朴で打算を感じない澄み切った心境になれるちぎり絵だな・・・
今のタレントによる偽芸術家や偽文化人だらけの状況が異常なだけそう感じるのかもしれんが・・・・
>>18
山下清のほかの絵のちぎり絵な
象の絵は確かに誰でもかけそうだけど途中で投げた感じの絵だね
こんな絵だったらオレでも描けると思う。
正直、下手くそで味もないよね 過大評価の典型
足がながいゾウ~
山下清の絵は絵日記のような記憶をたどる感じで、幼心が蘇って良い。まあそんだけ
ドラマなんかでは風景を直に見ながら絵を描いてたりするけど 実際の山下は、その場で直接のスケッチはしなかったそう
風景とは全て脳内に記憶して、放浪の旅から帰ると アトリエっつうか作業場と言うかそこで何も見ず記憶だけで 一人黙々と絵を描き上げてたと言う話
この絵の「カメラの位置」が面白いよな 実際に自分が見た光景じゃないだろ ビルの5階ぐらいから見下ろしたような絵だ
引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/femnewsplus/1441014807/
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